海外プレッパーが考える地震で避難するときの最低限な持ち物とは?

避難用バッグ

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

日本に住んでいると実感するのが地震の多さではないでしょうか。

今日も揺れはわずかでしたが地震がありました。

2020年になってから地震を感じる回数が増えてきたように思います。

もしかすると「南海トラフ巨大地震」の予兆なのかもしれません。

大きな地震は日本だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地で起こりうるので、海外プレッパーもしっかりと地震に備えています。

地震が起きて避難するときに海外プレッパーが持ち出すもの、気になりませんか?

そこで今回は海外プレッパーが考える地震で避難する時の持ち物について、最低限なものを紹介したいと思います。

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地震で避難するときに最低限な持ち物

水・携帯浄水器

大人ひとりあたりに必要な水分量は、1日3リットルといわれています。

人間はわずか3日間、水を飲まないだけで死んでしまうほど、飲水の確保はとても重要です。

持ち運びできる大きさのペットボトル水を常備しておきましょう。

また、地震から避難するときに道が地割れや土砂などで遮断され、孤立してしまうことも考えられます。

そんなときに役立つのが、携帯浄水器です。

これがあれば、川や池などの水から飲める水を作り出すことができます。

もちろん浄水器で作った水は飲み水だけでなく、傷口の洗浄にも使えます。

非常食

地震の影響でスーパーやコンビニが営業していなかったり、自宅に野菜や肉などの食品があっても電気やガスなどライフラインがストップして調理ができなかったり、孤立した集落で食料配給を受けられなかったりすることは大いに考えられます。

そのようなときに、水とともに欠かせないのが非常食です。

日本で人気の非常食といえばアルファ米です。

他にもフリーズドライ食品や缶詰など、手軽に栄養を取れる非常食が種類多くあります。

普段の食事に非常食も組み込んで、美味しいと思う自分の好みに合った非常食を今のうちに見つけておくのは良いアイディアですよ。

重要書類・貴重品

身元証明書や通帳など重要書類のコピー、現金、印鑑など貴重品も用意しておきましょう。

地震で停電したエリアでも、被災者のためにと営業するお店があります。

しかし、そういったお店では停電のためにクレジットカードや電子マネーでの支払いはできず、現金しか使えません。

ATMも停電だと使えないので現金を引き出せません。

そのような状況を考えて、予備の財布に現金を入れて用意しておきましょう。

保険証や運転免許証、パスポートなど身分証明書は、被災した際に必要となることが多いです。

銀行通帳母子手帳のコピー、印鑑も一緒に用意しておくといいですよ。

重要書類や貴重品は、防水ケース耐化性・耐水性に優れたドキュメントバッグに入れておくと、雨や火災のときでも安心です。

一般的にスリッパでも良いと言われていますが、ガラスが散乱していたり、足元の悪いところを歩く時の安全性を考えると、スリッパでは安心できません。

地震の揺れで玄関の靴箱が倒れていたり、建物の倒壊によって窓からしか脱出できなくなったりすることも考えると、靴底が厚めで丈夫な靴を用意しておくほうが望ましいです。

例えば、ブーツや安全靴、スニーカーです。

海外プレッパーは靴をベッドのそばに置いていて、寝てるときに大きな地震が起きても、すぐに履いて安全に避難できる準備をしていますよ。

懐中電灯・ランタン・携帯充電器

大きな地震のあとは、停電が起きることが予想されます。

夜間に地震が起きたり、停電状態のまま夜を迎えることになった場合は、明かりのない真っ暗な環境で過ごさなければなりませんが、懐中電灯ランタンがあれば大丈夫です。

懐中電灯があれば足元も照らせるので、家具が散乱した中でも、迷わず外へ避難することができます。

また、ポータブル充電器もあると便利です。

ソーラーパネルのついた充電器は太陽光で電気を蓄えることができるので、日中に太陽光を浴びるようにパネルを開いておくだけで充電できて簡単です。

スマホや携帯電話、ラジオなどの電池の充電にも使えます。

その他に、テントや車の中で避難生活をする際にはランタンが役立ちます。

携帯充電式ラジオ

東日本大震災の直後、停電によってテレビはつかない、携帯やスマホは繋がらない、パソコンも繋がらないという状況に陥った被災者の人たちは、いったい何が起こっているのか分からないまま何日も過ごさなければなりませんでした。

そんなときに役立ったのがラジオでした。

災害時のラジオは正確な情報を得るためには欠かせません。

何が起こっているのか知る手段になるだけでなく、地域の情報も得られます。

応急処置用品・衛生用品

大きな地震のあと、病院が近くにあっても負傷者が殺到していてすぐには手当を受けられないことも予想されます。

目の前の家族や友人をあなた自ら助けなければいけない状況になるかもしれません。

応急処置のマニュアル本もあるので、応急処置用品と合わせて購入して勉強しておくと、緊急を要する場合でも素早く対応できますよ。

また、避難生活では体を清潔に保つことが難しくなります。

そんなときに役立つのが、使い捨てのボディーペーパーやフェイスシート洗い流さないシャンプーや歯磨きティッシュです。

これらを使って体を可能な限り清潔に保ちつつ、新型コロナなどウイルス対策としてマスクや除菌ジェルもあるとバッチリですよ。

防寒アイテム

避難所に十分な装備がなく寒い思いをするかもしれません。

そのようなとき、体力が消耗をしないよう用意しておくといいのが寝袋やアルミブランケットです。

テント

体育館や公民館などの避難所には仕切りがほとんどありません。

そのため、隣の人の行動や音が気になってしまいます。

そんなときテントがあればストレスをぐっと減らせます。

女性ひとりでも簡単に設営できて、コンパクトに仕舞えるテントがたくさんあります。

テントは1つ用意しておくと便利ですよ。

まとめ

今回は海外プレッパーが考える地震で避難する時の持ち物について、最低限なものを紹介しました。

地震で避難するときの最低限な持ち物

携帯浄水器

非常食

重要書類・貴重品を入れるバッグ

懐中電灯

ランタン

携帯充電器

携帯充電式ラジオ

応急処置用品

衛生用品

防寒アイテム

テント

地震大国の日本に「南海トラフ巨大地震」のような大きな地震がいつ襲ってきても不思議ではありません。

地震が起きてから行動するのでは遅すぎます。

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

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災害備えんジャー

「さいがいそなえんじゃー」です。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに非常時の備えについて深く考えるようになりました。

万が一、非常時になってしまっても慌てず、安心して行動できるように一緒に準備していきましょう。

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