災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
人間が生きるのに必要なのは食料よりも水です。
体内からたった2%の水分が失われるだけで判断力が鈍ります。
5%で力が入らなくなり、吐き気が始まります。
10%で頭痛がひどく、歩行困難になります。
15%以上だと死んでしまうこともあります。
2日何も食べなくても人間は生きていられますが、水を飲まない期間が2~3日続くと生きられません。
避難生活が長引いて、備蓄の水が底をついて、救援物資の水も届かなくなったら、あなたはどうやって水を確保しますか?
そこで今回は災害時の水の確保について紹介しようと思います。
災害時に飲料水を確保するには
水は飲むだけでなく、傷口の洗浄や調理などにも使うので、1日4リットルほど必要だといわれています。
自宅を出て避難することになっても避難用バッグ1つだけでは何日分も持ち運べません。
自宅待機で家から出られないときも備蓄の水はいずれ使い切ります。
スーパーに行っても水が入ってこなくて買えないかもしれません。
ネット通販の水も全て売り切れているかもしれません。
もしそんなことになれば、自然界の水を利用するほかありません。
川や小川など自然の水は汚染されていないことを前提に、濾過して30分ほど沸騰させるか、浄水錠剤で浄化すれば飲料水として使えます。
悪臭のする化学物質に汚染された水、魚のいない川や湖、農薬が含まれる水、動物の糞便や死骸が近くにある水は濾過しても飲料水にならないので注意してください。
都会の川は工業用水などで汚染されている可能性が高いので、飲料水にするなら上流の水を濾過した後に煮沸する必要があります。
防水シートを高い位置に吊るして角度をつけてそこに雨水が溜まるようにして、溜まった水を濾過して煮沸すれば飲料水になります。
自宅待機でライフラインがまだ生きていて水道が使えるなら、浴槽や洗面所や流しに水を張っておくのもありです。
冷凍庫の氷も溶かせば水になります。
子供向けビニールプールがあれば、水を張ってフタをしておくのもいいですよ。
いずれの水も飲料水として使う前に濾過や消毒を忘れないようにしましょうね。
水を濾過するには
浄水器(ろ過器)を使うのが最も簡単な方法です。
例えば、このカタダインのコンビ浄水器は国際赤十字社や軍も採用するほど高品質な浄化機能をもつ浄水器で携帯することができます。
カタダインコンビのような浄水器が手元になければ、簡易浄水器を手作りすることもできます。
水を消毒するには
水を煮沸できないときは、別の方法で消毒する必要があります。
水を蒸留するには
海水から飲料水を作るのに蒸留が必要です。
まとめ
今回は災害時に飲料水を確保する方法について紹介しました。
自然界の水を飲料水として使うときは、汚染されているものは避けて、濾過した後に、煮沸または漂白剤で消毒することを忘れないようにしてくださいね。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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