災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
新型コロナウイルスの感染拡大時、日本のみならず世界中の店頭から様々な商品が無くなりました。
このような事態に備えて、海外プレッパーは店頭から真っ先に無くなる商品を常に備蓄しています。
日本でも非常時の備えとして、最低3日間、可能であれば1週間、家族の人数分の備蓄が望ましいとされています。
では店頭から真っ先に無くなる商品とは一体なんなのか?
今回は、海外プレッパーが日頃から買い置きしている、非常時に店頭からあっという間に無くなる商品を20個紹介します。
この記事を読めば、非常時に焦ってお店へ買い出しにいかなくてすみますよ。
非常時にあっという間に店頭から無くなる商品
非常時に真っ先に店頭から無くなる商品は次のとおりです。
各商品について必要な理由と備蓄しておくべき量(数)を説明していきます。
マスク
特定の感染症が流行している非常時はもちろんのこと、災害時も衛生環境の悪化により、感染症が蔓延しやすくなります。
このため、マスクは必ず備蓄しておきます。
特に海外プレッパーが好むのが、0.33マイクロメートル以下の物質を99%ブロックすることができるという「N99規格」マスクです。
備蓄量:1箱(50枚入り)
ハンドサニタイザー(アルコール消毒液)
日本では「アルコールハンドジェル」などと呼ばれることが多い商品です。
災害時は水道水が使えなくなることも想定されるため、水がなくても手軽に除菌できるハンドサニタイザーが便利です。
備蓄量:500ml程度
除菌スプレー
非常時には感染症予防のため、身の周りの除菌に特に気をつけなければなりません。
避難所に避難することになった場合でも、除菌スプレーがあると安心です。
備蓄量:500ml程度
トイレットペーパー
誰にとっても毎日の生活に必要なものがトイレットペーパーです。
非常時にはとても品薄になりやすいため、常時約1ヶ月分の備蓄が推奨されています。
備蓄量:64ロール程度(4人家族×1ヶ月の場合)
携帯トイレ
災害時に一番の問題となりやすいのがトイレ不足です。
大規模災害時は水が使えなくなることが想定されるため、凝固剤やシートタイプの携帯トイレを家族の人数分用意しておくと良いです。
備蓄量:140回分程度(4人家族×1週間の場合)
生理用品
女性用の生理用品も、非常時に店頭から無くなりやすい商品の1つです。
被災経験のある女性から
「避難所で要望しづらかった」
という声も上がっています。
積極的に備蓄しましょう。
備蓄量:60個程度
ベビー用品
乳幼児のいる家庭は、月齢に合わせたベビー用品を多めに備蓄しておきます。
おしりふきは、乳幼児のお世話以外にも使えて便利です。
普段から使うベビー用品以外にも、防災に特化したベビー用防災セットもありますよ。
備蓄量:
- おむつ 2パック(120個程度)
- おしりふき 6パック
- ミルク・離乳食 必要数量
大型ビニール袋・ごみ袋
大型ビニール袋・ごみ袋は、非常時に多岐にわたり役に立ちます。
水の運搬、汚物の処理、防水シート、怪我の応急処置などに使えるので、多めに備えておくと安心です。
備蓄量:便宜
救急セット
被災時や復旧作業時、ケガをしたときの応急処置に救急セットは欠かせません。
備蓄量:1セット
水
大人1人に必要な水の量は、飲料水と生活用水を含めて1日あたり3リットルと言われます。
健康を維持するため、体を清潔に維持するために、水の備蓄は必須です。
5~10年保存できる備蓄用の水がおすすめです。
備蓄量:60リットル(4人家族×1週間の場合)
食料品
非常時には、米をはじめ食料品はあっという間に店頭から無くなってしまいます。
非常時に慌てないために、保存性のある食材は日頃から備蓄しておきます。
電気やガスが使えない状況を想定した非常食があると、さらに安心です。
備蓄量:約1週間分
カセットコンロ・ガスボンベ
停電や停ガスを伴う非常時には、カセットコンロは貴重な調理手段となります。
火を使わずに食べられる非常食もたくさんありますが、温かい食事は心の支えにもなり、非常時に必要なものとされています。
カセットボンベも忘れずに用意してください。
備蓄量:
- カセットコンロ 1台
- ガスボンベ 12本
アルミホイル
アルミホイルは、停電や断水時の様々な場面で活躍します。
例えば、食料の保存、簡易的な食器として使う、体に巻いて保温に使うといった用途です。
普段の生活で使う分だけでなく、予備のアルミホイルを何本か持っておきたいですね。
備蓄量:1~2本
キャンドル・ローソク
停電時、夜に真っ暗で何も見えないと不安になりますよね。
そんな時、わずかでも明るくしてくれるキャンドルの火があると便利です。
地震などの災害時を想定して、倒れにくいタイプのキャンドルを選びます。
備蓄量:燃焼時間70時間程度
マッチ・ライター
キャンドルやローソクに明かりを灯したり、屋外で煮炊きするときに、マッチやライターは必須です。
非常時に火は必ず役に立ちます。
備蓄量:便宜
懐中電灯
停電時や復旧作業時に、懐中電灯が必要になることが想定されます。
乾電池式の懐中電灯を使う場合は、乾電池を多めに備蓄しておきます。
乾電池が要らないソーラー充電式や手回し充電式の懐中電灯もあると安心です。
備蓄量:大人1人につき1本
防災用ラジオ
停電や通信トラブルを伴う非常時の貴重な情報源となるのが、ソーラー充電や手回し充電に対応した防災用ラジオです。
非常時に身を守るために正しい情報収集は必須ですので、1家庭につき1台は必ず備えてください。
懐中電灯やモバイルバッテリーとしても使える防災用ラジオもあります。
備蓄量:1台
電池・バッテリー
懐中電灯やラジオをはじめ、電池やバッテリーが必要な家電があれば、電池やバッテリーは余分に備蓄しておきます。
一般的な乾電池には使用推奨期限があるので、長期保存に適した乾電池を選ぶと良いです。
備蓄量:便宜
ソーラー充電器
停電が長引くと、スマホや家電が使えなくなって生活に支障が出てきます。
そんなときに太陽光で蓄電・充電できる充電器があるとすごく便利です。
備蓄量:1台
大きな容器(バケツ)
非常時の断水に備えて、食器洗いや洗濯、水汲みなどに使える大きめのバケツを用意しておきます。
備蓄量:1個
まとめ
今回は、海外プレッパーが日頃から買い置きしている、非常時に店頭からあっという間に無くなる商品を20個紹介しました。
マスク
ハンドサニタイザー(アルコール消毒液)
除菌スプレー
トイレットペーパー
携帯トイレ
生理用品
ベビー用品
大型ビニール袋・ごみ袋
救急セット
水
食料品
カセットコンロ・ガスボンベ
アルミホイル
キャンドル・ローソク
マッチ・ライター
懐中電灯
防災用ラジオ
電池・バッテリー
ソーラー充電器
大きな容器(バケツ)
食品や一部消耗品には消費期限があるので、ローリングストックがおすすめですよ。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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