海外プレッパーが考えるファーストエイドキットとは

サバイバルグッズ

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

海外プレッパーは、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、赤十字、国土安全保障省などの推奨事項を参考にして、ファーストエイドキットを準備しています。

ファーストエイドキットを用意するにあたり、彼らはどのように考えて必要なアイテムを揃えているのでしょうか。

そこで今回は海外プレッパーが考えるファーストエイドキットについて紹介します。

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海外プレッパーが考えるファーストエイドキットとは

海外プレッパーがファーストエイドキットを用意する際、一番初めにすることは「必要最低限のアイテム」と「自らカスタマイズして追加するアイテム」のリストを作ることです。

そのリストに基づいて用意したファーストエイドキットを「3日分用のバックパック」と「2週間用のバックパック」に分けていきます。

災害の大きさや、そのときの状況に応じて対応できるようにバッグを分けておくのです。

携帯できる小さなバックパックは、外出先で災害にあったとき用に車に積んだり、職場などに置いておきます。

大きなバックパックは自宅の倉庫や持ち出しグッズの中に入れて、非常時がいつ来ても対応できるように備えています。

では具体的なアイテムをみていきましょう。

 必要最低限のアイテムリスト

  • エース包帯
  • シルクメディカルテープロール
  • ベナドリル
  • イモジウム
  • 三角包帯
  • ロールガーゼ
  • 蝶の包帯
  • 安全ピン
  • モールスキン
  • アドビル
  • イブプロフェン
  • 手袋
  • ガーゼパッド
  • 外傷ばさみ
  • 針と糸
  • 創傷灌漑用注射器
  • ワセリン
  • 胸部シール
  • 抗生物質
  • 温度計
  • ピンセット
  • 洗浄シリンジ
  • 圧延ガーゼ
  • リファレンスガイド
  • SAMスプリント
  • プレッシャードレッシング
  • Z型ガーゼ
  • コバンロール
  • プラスチック製ラップ
  • 止血帯
  • アセトアミノフェン
  • バンドエイド
  • Pepto-Bismol錠剤
  • 手袋
  • ガーゼパッド
  • 三角包帯
  • 伸縮性ラップ
  • アルミ副木
  • 救急箱

 上記は海外プレッパーが考える必要最低限のものです。

人によっては不足のものがあったり、必要ないと思うものもあります。

彼らがリスト作りを推奨する理由は、まずは適切な出発点が決まり、不足しているアイテムも把握することができるからです。

彼らは出発点を決めるためにどのようにアイテムを揃えているのでしょうか。

「必要最低限のリスト」にあるアイテムを1つずつ購入することもできますが、海外プレッパーは市販のファーストエイドキットの購入を勧めています。

例えば、次のようなファーストエイドキットです。

 Lightning XストックEMT Prepper救急キット

救急医療用品が充実しており、EMTのファーストレスポンダーと救急隊にとって理想的な医療バッグです。

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MFASCO ファーストエイドキット

応急処置の緊急事態に対処するために十分な応急処置用品がすべて含まれています。

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このように、 数日分のアイテムが揃っている携帯可能なファーストエイドキットから、これ以上ないというくらいアイテムの充実したファーストエイドキットまで幅広くあります。

海外のプレッパーは、これらの最低限のアイテムが備わっているファーストエイドキットを購入し、自分の作成したリストと照らし合わせ、不足しているアイテムを個別に購入して必要のないアイテムを削除していきます。

個別に購入するアイテムには次のようなものです。

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追加するアイテムリスト

  • 緊急用毛布
  • グローブ
  • リファレンスガイド
  • 生理食塩水目薬
  • 腹部パッド
  • 上咽頭気道、28フレンチ
  • アスピリン/バイエル
  • ペプトビスモル錠剤
  • フェインの丸薬
  • ヒドロコルチゾンクリーム
  • ミコナゾール
  • セファレキシンまたはドキシサイクリン

これらのアイテムを加えるか、全く加えないのか、ケガの具合(軽傷か重症か)、災害の大きさ、災害が起きたときの滞在場所(職場、学校、自宅、外出先)など、想定している非常時の状況から判断しています。

素人でも出来るような簡単な手当てだけを考えるならば、市販の「ファーストエイドキット」で十分です。

しかし、重症を負ったときや命の危険にさらされたとき、医療従事者がいなくて自分で対処しなければならないときのことを考えるならば、不足アイテムを別途購入するなどカスタマイズが必要です。

まとめ

今回は海外プレッパーが考えるファーストエイドキットについて紹介しました。

彼らは「必要最低限のアイテム」と「自らカスタマイズして追加するアイテム」のリストを用意し、市販のファーストエイドキットをベースにいらないアイテムを取り除き、不足アイテムを追加して、オリジナルのファーストエイドキットを作ります。

想定している非常時の状況は人それぞれなので、ファーストエイドキットの中身も人それぞれです。

あなたの備えが誰かの命を救うことに繋がります。

あなたにとって何か必要になるのか、具体的なアイテムをリストアップして、それを元に市販のファーストエイドキットを選んでみてください。

先日、三浦半島で「異臭騒ぎ」があり、大きな地震の前触れではないかと騒ぎになりました。

関東地方では局地的に記録的な大雨が降り、道路が冠水したところもありました。

今の日本はいつ、どこで、災害が起きてもおかしくありません。

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

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