災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
災害時には断水、停電、ガス供給停止になる可能性があります。
ライフラインが全く使えなくなっても食料や水に困らない備蓄できていますか?
水が出ないなら、ペットボトルの水があります。
電気が来ないなら、電池で使えるものや発電機があります。
ガスが使えないなら、カセットコンロとガスボンベがあります。
解決策はすでにわかっているので、やることは必要なものを必要な量だけ備蓄しておくことです。
今回は人間が生きるのに絶対に必要な水と食べ物の備蓄、つまり備蓄食糧リストを紹介しようと思います。
水
水は飲むだけでなく、調理や傷口の洗浄など衛生用途もあるので、1日最低4リットルは必要です。
東日本大震災のような大地震が起こって断水すると、復旧に速ければ1週間、遅ければ3週間以上かかるといわれています。
通常は1週間ほどで給水車がやってきてなんとかなるので、とりあえずは7日分を備蓄しておきましょう。
4リットル x 7日 = 28リットル
ですので、2リットルのペットボトルで14本です。
1ケース6本入りで2箱+2本なのでそこまで場所もとらないと思います。
2リットルボトルは大きすぎて扱いにくいというなら、500ミリリットルのペットボトルのセットでもいいですよ。
水は日常的に使うものなので、高価な災害備蓄用の水(賞味期限が5年以上)ではなく、スーパーやコンビニで買える通常のペットボトル水で大丈夫です。
賞味期限が近くなったら使って、使った分を補充するようにすれば無駄になりません。
このように備蓄したものを使い、使った分だけ補充して備蓄する量を一定に保つ方法を「ローリングストック」と呼びます。
水や食料だけでなく、ティッシュやトイレットペーパー、赤ちゃんオムツなど日用品の備蓄にも使える方法なので覚えておいてくださいね。
食料
糖質(炭水化物)、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維は人間が生きていくのに欠かせない栄養素です。
これら6つの栄養素を含む長期保存可能な食べ物が備蓄食糧リストの候補になります。
野菜ジュース
新鮮な野菜は長期保存ができないのが難点です。
野菜に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取するのに野菜ジュースは最適です。
ジュースなので水分も一緒に補給できます。
賞味期限は紙パックタイプで9か月、缶タイプで2年で備蓄にはもってこいですよ。
野菜の缶詰
野菜の栄養は缶詰から摂取することもできます。
野菜の缶詰は味付けされていないものが多いのですが、味付けされているコーンや旨味成分たっぷりで味付けの必要のないトマトの缶詰が便利ですよ。
フリーズドライ味噌汁
味噌の原料である大豆に含まれるタンパク質はもちろん、最近は野菜やキノコなど具だくさんなものも多く、具に含まれる栄養も摂取できて一石二鳥です。
インスタント味噌汁は生味噌タイプとフリーズドライタイプがあります。
フリーズドライタイプの味噌汁の賞味期限が製造日から5年であるのに対し、生味噌タイプは1年くらいのものが多いです。
乾燥パスタとパスタソース
パスタには糖質(炭水化物)や脂質が多く含まれています。
パスタはスパゲッティのような麺タイプもあれば、マカロニのようなタイプもあります。
パスタソースも本当に種類が多くて選びがいがありますよ。
今のうちにいろんなソースを試して備蓄する候補を探してみるのも楽しそうですね。
パスタの賞味期限は製造から3年、レトルトのパスタソースは1年半、缶詰のパスタ―ソースは3年くらいが一般的です。
魚介の缶詰
サケ、サバ、イカ、カニ、ホタテなど魚介の缶詰は種類が豊富で、動物性タンパク質を摂取するのに最適です。
賞味期限は製造日から3年のものが多いです。
肉の缶詰
魚介ばかりの食生活だと飽きる!
という人には牛肉や鶏肉の缶詰があれば気分転換になりますね。
動物性タンパク質を摂取するのに最適ですよ。
賞味期限は製造日から3年くらいです。
カップメシ
お湯を入れて5分待てば食べられる手軽さが嬉しいです。
カレー味くらいしかないのかと思っていたら、ハヤシライスや担々麺味などもあってバリエーションも豊富ですよ。
賞味期限は製造日から6か月で、市場で販売されるのは賞味期限が3か月以上あるものだけだそうです。
アルファ米
常温で5年間という長期保存ができる点、お湯または水を加えて数分待てば美味しいご飯が食べられる点で非常食としてもってこいですね。
シリアルバー
疲れて頭が働いてないかも?と思ったときに素早くエネルギー補給できます。
食べすぎると糖質のとりすぎになるので注意しましょう。
賞味期限は1年くらいです。
カップ麺
消費期限は1年くらい、賞味期限は半年くらいです。
ふだん目にしない場所に置いておくと存在を忘れてしまって捨てることになるので、無駄にしないように食品棚にストックしておくといいですよ。
エネルギー補給ゼリー
糖質(炭水化物)は脳にとって唯一のエネルギー源で、糖が不足すると判断力の鈍さにつながります。
わたしはよく草野球の試合前と試合中に食べてます。
そのおかげか、ライナー性の難しい打球を好捕できる場面も増えてきました。(笑)
賞味期限は製造日から10か月くらいです。
ナッツ類
脂質、ビタミン、ミネラル、タンパク質が含まれている栄養満点の食品です。
海外の備蓄食糧リストにも必ずでてくるほど備蓄食として人気なんですよ。
賞味期限は製造日から1~2年のものが多いです。
ドライフルーツ
ビタミンやミネラルを多く含む果物のドライフルーツがおすすめです。
水分が少ないバナナやマンゴーなどは賞味期限が半年、水分が多いレーズンやプルーンなどは3か月くらいです。
フルーツの缶詰
ドライフルーツとは違って、缶詰なら果物に含まれるミネラルやビタミンだけでなく、水分もしっかり補給できます。
賞味期限は製造日から3年です。
お菓子
5年間長期保存できる羊羹のほか、キャラメルやチョコレートも糖質(炭水化物)の摂取に役立ちますし、脳の疲労回復にもなりますよ。
森永ハイソフトは子供のころから食べている大好きなお菓子の1つで、賞味期限は常温保存で約1年です。
明治チョコベビーの賞味期限は1年くらいです。
まとめ
今回はわたしなりの備蓄食糧リストを紹介しました。
一昔前なら備蓄向けかつ美味しい食料はこんなに種類がなかったと思います。
あらためて日本で手に入る食料のすごさに驚きました。
備蓄食料リストはこれがベストだ!
というものは人それぞれ異なって当然です。
ぜひあなた好みの備蓄食糧リストを計画して、少しずつ買い揃えていってくださいね。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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