プランター菜園 9月に苗植えする野菜

家庭菜園

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

プランターで野菜を栽培するプランター菜園は、その手軽さから近年人気となっています。

野菜の成長を楽しみながら手軽に育てることができるだけでなく、自分の手で収穫をして食べられるのが魅力です。

また、野菜を育てることは、子供の食育にもいいですし、災害時に役立つ趣味の1つにもなります。

必要な道具も多くありませんし、初期費用も少額です。

もちろん、海外プレッパーも家庭菜園を実践しています。

今回はプランター菜園で9月に苗植えできる野菜の中から、栄養素が高く、栽培も簡単な野菜と、その野菜のそばで一緒に栽培すると互いの成長に良い影響を与えるコンパニオンプランツを紹介します。

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プランター菜園 9月に苗植えする野菜

今回はプランター菜園初心者にも栽培が簡単な5種類の野菜とそのコンパニオンプランツを選びました。

ルッコラ&インゲン

ルッコラは地中海沿岸が原産のアブラナ科のハーブで、栄養価も非常に高いといわれています。

ルッコラにはβカロテン(ビタミンA)、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガンなどの栄養素が含まれています。

アリルイソチオシアネート(芥子油)と呼ばれる辛味成分には、優れた抗癌作用や抗菌作用があり、血栓予防にも効果があるといわれています。

βカロテン(ビタミンA)、ビタミンE、ビタミンKも多く含まれており、これらは脂溶性ビタミンと呼ばれ、身体機能を正常な状態に保つ役割があるといわれています。

ビタミンAやビタミンEは、体内に蓄積された活性酸素を取り除くといわれています。

ミネラルも豊富に含まれており、身体の機能を調整する役割を担っています。

また、鉄分も亜鉛も多く含まれており、赤血球(ヘモグロビン)を構成し、味覚を正常に保つのに役立っているといわれています。

ルッコラのコンパニオンプランツはインゲンです。

一緒に育てると、お互いの害虫を遠ざけ合い、生長も助け合います。

ラディッシュ&レタス

ラディッシュは、アブラナ科ダイコン属に属する大根の一種であり、別名を「二十日大根」とも言い、短い期間で栽培できる野菜で知られています。

失敗が少なく、家庭で簡単に栽培できる野菜といわれており、ベランダやキッチンの横などでも栽培可能です。

ラディッシュには栄養が多く、アミラーゼ、葉酸、アントシアニン、リパーゼ、プロテアーゼ、βカロテン、ビタミンB群、C、E、カリウム、カルシウム、鉄などが含まれています。

アミラーゼはでんぷんの分解を助ける消化酵素で、胃腸の働きを高め、消化不良の解消に効能があるといわれています。

妊婦さんに必要な栄養素で知られる葉酸も多く含まれており、胎児の先天性異常を防止したり、DNAやタンパク質の合成を促したり、血液中の赤血球を作る役割があるといわれています

ポリフェノールの1つであるアントシアニンは、ラディッシュの赤い色の元で、強い抗酸化作用があり、細胞の老化を抑制したり、がん細胞の増殖を抑え、動脈硬化を予防するなどの効果があるといわれています。

リパーゼには脂肪の分解と吸収を高める働きがあり、プロテアーゼには肉や魚などの消化を助ける役割があるといわれています。

ビタミンCは、美肌効果があり、免疫力をあげる作用もあり、風邪予防やストレス予防にもよいといわれています。

ラディッシュのコンパニオンプランツはレタスです。

キク科の野菜のレタスを近くに植えることで、「モンシロチョウ」や「コナガ」の幼虫が寄生して葉を食害するのを防ぐ効果があります。

ほうれん草&葉ネギ

ほうれん草の原産地は西アジアで、栄養価の高い緑黄色野菜です。

ほうれん草は、野菜の中で鉄分が最も多く、鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富に含まれています。

βカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCなどビタミン類も多く、さらに葉酸、食物繊維も豊富です。

鉄分は赤血球をつくる役割があり、赤血球がつくられることにより貧血を予防できます。

ビタミンCには美肌効果や風邪の予防といった効能があり、鉄分と一緒に摂ることで吸収率が高まるといわれています。

ほうれん草に含まれるβカロテンは非常に多く、ほうれん草100gの内に1日に必要な量の約40%を含んでいます。

βカロテンは、癌の予防や視力の低下を防ぐ効果があり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防にも効果的だといわれています。

ほうれん草のコンパニオンプランツは葉ネギです。

えぐみの原因になる肥料過剰を防いでくれて、ほうれん草の味がよくなります。

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レタス&ラディッシュ

レタスは、地中海沿岸、西アジア原産のキク科アキノノゲシ属の野菜です。

全体の95%が水分で、含まれる栄養素はビタミンやカリウム、食物繊維です。

ビタミンには、体の機能を正常に保つ働きがあります。

レタスには葉酸とビタミンKが特に多く含まれており、葉酸には赤血球や細胞を新しく作り出す働きがあり、ビタミンKには止血や骨の健康を保つ効果があるといわれています。

ミネラルの1種であるカリウムは、ナトリウムを排出する働きがあります。

塩分の取り過ぎを調節する役割もあり、高血圧の予防にも役立つといわれています。

食物繊維には整腸作用があります。

食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあり、レタスには不溶性のものが多く含まれています。

レタスのコンパニオンプランツはラディッシュです。

キク科とアブラナ科の作物は、一緒に植えると、それぞれ虫がつきにくくなります。

ニンニク&イチゴ

ニンニクの原産地は西アジア地中海沿岸とも中央アジアともいわれており、紀元前4500年頃には古代エジプトなどで栽培・利用されていたそうです。

ニンニクには、カリウムやビタミンB1、ビタミンCが含まれています。

注目すべき栄養成分は、香りの元であるアリシンです。

強い殺菌作用のほか、ビタミンB1の吸収を助け、疲労回復や滋養強壮に効果があり、免疫力を高め、癌の予防にも効果があるといわれています。 

ニンニクの芽にはたっぷりとビタミンCが豊富に含まれており、免疫力を高め風邪などの予防や美肌効果があるといわれています。

ニンニクのコンパニオンプランツはイチゴです。

 一緒に栽培すると、イチゴに程よいストレスがかかり株立ちぎみに育ちます。

株立ちぎみになったイチゴは風通しがよくなり、病気の発生を防げます。

ニンニクとイチゴを一緒に栽培すると、アブラムシやハダニが寄りつきにくくなり、ウイルス病にもかかりにくくなります。

まとめ

今回はプランター菜園で9月に苗植えする野菜を紹介しました。

ルッコラ&インゲン

ラディッシュ&レタス

ほうれん草&葉ネギ

レタス&ラディッシュ

ニンニク&イチゴ

どれも栄養素が多く、健康効果の高い野菜ばかりです。

野菜のプランター栽培は、初心者でも十分に楽しめます。

家庭菜園の経験は災害時に必ず役立ちます。

非常時に自給自足できるようにプランター菜園から始めてみませんか?

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

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災害備えんジャー

「さいがいそなえんじゃー」です。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに非常時の備えについて深く考えるようになりました。

万が一、非常時になってしまっても慌てず、安心して行動できるように一緒に準備していきましょう。

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