災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
非常時への備えとして真っ先に考えなければならないのが「食料」です。
食料はバランスよく摂取しないと、栄養バランスが崩れて体調不良につながります。
市販の非常食は種類が豊富で便利ですが、それだけだとどうしても野菜不足になりがちです。
そんな時、家庭菜園なら新鮮な野菜を補給できて安心です。
海外プレッパーも自給自足のために家庭菜園で野菜を作っています。
彼らは相性の良い野菜同士「コンパニオンプランツ」を一緒に植えることで、効率良く野菜を育てています。
野菜が持っている自然の性質を上手に利用しているんです。
とはいえ、畑を持っていなかったり、野菜づくりが初めてという人も多いと思います。
安心してください。
手軽にすぐ始められるのがプランター菜園です。
この記事では、海外プレッパーが推奨するプランター菜園で11月に植える野菜とそのコンパニオンプランツの組み合わせを5つ紹介します。
真冬が近い11月からでも育てられる野菜はありますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば、いますぐプランター菜園をスタートできますよ。
プランター菜園で11月に植える野菜
今回選んだ11月に植える野菜とコンパニオンプランツの組み合わせは次のとおりです。
では1つずつ解説していきます。
小松菜&春菊
冬が旬の小松菜と春菊は、栽培する上でも料理する上でも、相性の良い組み合わせです。
どちらもビタミンやカロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、非常時の栄養補給の心強い味方です。
小松菜は種まきから1ヶ月ほどで収穫できるため、菜園初心者にもぴったりです。
参考レシピ 春菊と小松菜の粒マスタード和え
タマネギ&ソラマメ
タマネギ・ソラマメともに、11月に苗を植え付ければ、翌年5~6月頃に収穫できるようになります。
タマネギとソラマメを混植すると、互いの生育を促進し、害虫避けにも役立ちます。
タマネギは血液をサラサラにしてくれる効果や抗酸化作用があり、ソラマメは植物性たんぱく質を豊富に含んでいます。
参考レシピ そら豆と玉ねぎのチーズオムレツ♪
大根&ルッコラ
大根は本来は9~10月が種まきの時期ですが、寒さに強い品種を防寒対策した上で栽培すれば、冬の間でも育てられます。
プランター内の土の温度が下がりすぎないように、断熱性の高い素材で冷気を遮断するなどの工夫をしましょう。
大根は生でも美味しく食べることができ、含まれるビタミンCや消化酵素は生食の方が効率よく摂取できるため、非常時には特に役に立ちそうです。
ルッコラはビタミンCをはじめ栄養価が高く育てやすい上、大根を害虫から守ってくれる心強いハーブです。
参考レシピ 旬☆大根とルッコラのサラダ
カブ&葉ネギ
カブは11月上旬まで種まきが可能で、初心者にも育てやすい野菜です。
カブの根にはビタミンCやカリウム、カルシウムなどを、葉の部分にはビタミンやミネラルを豊富に含んでおり、非常時の栄養補給に役立ちます。
葉ネギはカブに害虫を寄せ付けず、また、混植することで互いに病気の発生が少なくなるという効果もあります。
参考レシピ かぶ大根葉ネギ味噌汁
アスパラガス&イタリアンパセリ
アスパラガスは本格的に収穫できるようになるまで3年ほどかかりますが、それから10年以上に渡って収穫することができ、長期的に非常時の備えをしたい人におすすめです。
ビタミンAやビタミンC、アスパラギン酸などの栄養をバランス良く含んでいる点もアスパラガスの魅力です。
アスパラガスとイタリアンパセリは、混植することで互いの生育が良くなると言われているコンパニオンプランツです。
イタリアンパセリもビタミンや鉄分、カルシウムを豊富に含んでおり、乾燥保存しておくと長期に渡って使えて便利です。
参考レシピ 【独居自炊】細いアスパラガスのソテー
参考レシピ イタリアンパセリの乾燥保存
まとめ
今回は海外プレッパーが推奨するプランター菜園で11月に植える野菜とそのコンパニオンプランツの組み合わせを5つ紹介しました。
食料が枯渇する非常時に、プランター菜園は心強い栄養補給手段となります。
自然の性質を上手に使い、効率的に野菜を育てられるコンパニオンプランツの組み合わせに、ぜひ挑戦してみてくださいね。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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