プランター菜園 7月に苗植えする野菜

家庭菜園

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

プランターで野菜を栽培するプランター菜園は、その手軽さから近年人気となっています。

野菜を楽しみながら育てられるだけでなく、野菜を収穫をして食べられるのが魅力です。

梅雨も明けて暑さも増す7月は野菜の植え付けが難しいと言われますが、7月でも丈夫に収穫まで育てられる初心者向けの野菜があります。

そこで今回はプランター菜園で7月に苗植えできる野菜の中から、栄養素が高く、栽培も簡単な野菜と、その野菜のそばで一緒に栽培すると互いの成長に良い影響を与えるコンパニオンプランツを紹介します。

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プランター菜園 7月に苗植えする野菜

プランター菜園初心者にも栽培が簡単な6種類の野菜とそのコンパニオンプランツを選びました。

コマツナ(小松菜)&リーフレタス

小松菜はアブラナ科の野菜で江戸時代から栽培され、小松川地区の地名から名前がついた関東を代表する葉野菜で、適応力が高く、プランターでも簡単に育つ初心者向けの野菜です。

小松菜に含まれる栄養素は、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンK、ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル類はカルシウムやカリウムなどです。

ミネラルには鉄分が多く含まれており、貧血になりやすい人にはピッタリの野菜です。

ビタミンKは1日の摂取目安量の3倍も含まれ、止血作用、骨の形成に役立ちます。

また、ビタミンAのもとになるβカロテンやビタミンCも豊富で、両方とも強い抗酸化作用があり、動脈硬化の抑制やがん予防に期待されています。

小松菜のコンパニオンプランツはリーフレタスです。

一緒に栽培すると、害虫が寄りつかなくなる効果があるそうです。

浅葱(アサツキ)&ゴーヤ

浅葱はネギ科の野菜で種球を植えるだけで簡単に育つ初心者向けの野菜です。

一度植えると2~3年は育てられるので、栽培しておくと大変便利です。

葉の部分は薬味などとしてよく料理に利用されます。

球根の部分も食用として利用できます。

浅葱には、疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2が含まれています。

また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートし、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシン、動脈硬化を予防し、ストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球を作るために欠かせないビタミンである葉酸も含みます。

他にも、カルシウムやリン、マグネシウム、カリウムも多く栄養たっぷりの野菜です。

浅葱は害虫を寄せ付けない効果があるそうです。

浅葱のコンパニオンプランツはゴーヤです。

スティックセニョール&マリーゴールド

スティックセニョールはアブラナ科の野菜で「茎ブロッコリー」や「スティックブロッコリー」などとも呼ばれます。

茎がアスパラガスのように長く、側花蕾が次々と発生するので栽培するのがとても楽しい葉野菜です。

市販のポット苗からなら初心者でも育てられます。

この野菜は花蕾だけでなく茎まで食べられます。

花蕾は耐暑性があり蕾の黄化が遅く日持ちするので、通常のブロッコリーよりも保存性があります。

スティックセニョールにはビタミンCをはじめ、β-カロテン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。

病気の予防や健康維持に良いスルフォラファンも豊富です。

スルフォラファンは、癌の抑制効果、動脈硬化予防、貧血、白血病の改善に期待できます。

スティックセニョールのコンパニオンプランツはマリーゴールドです。

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フダンソウ(不断草)&マリーゴールド

フダンソウはアカザ科の野菜で、別名「スイスチャード」と呼ばれる夏場に育つ葉野菜です。

カラフルな色彩をした葉は観賞用の野菜としても人気です。

フダンソウは高温と乾燥に強くて育てやすく、ほぼ一年を通して栽培収穫できる初心者向けの野菜です。

日当たりの悪いベランダでも育ち、病害と害虫にも強いので家庭菜園に向いています。

ビタミン、カルシウム、マグネシウム、鉄分などミネラルを豊富に持っています。

食物繊維も豊富に含む栄養抜群の野菜です。

ビタミンEが豊富なので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立ちます。

カリウムも多く、高血圧の予防に良いとされています。

フダンソウのコンパニオンプランツはマリーゴールドです。

マリーゴールドには線虫を殺す物質が体内に含まれているので、一緒に育てるとフダンソウの成長を助けてくれます。

トウモロコシ&エダマメ

トウモロコシはイネ科の野菜で、荒れ地でも育つほど丈夫な初心者向け野菜です。

日当たりさえ良ければベランダのプランターでもよく育ちます。

トウモロコシは、身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルもバランスよく含んでいます。

食物繊維が豊富で、栄養価が高く、油脂や糖分の吸収を抑える働きがあります。

消化吸収を高めて胃腸をいたわる効果もあります。

不溶性食物繊維が多く、実の皮にセルロースと呼ばれる食物繊維が含まれています。

これらは腸内環境を整え、腸の動きも活発にしてくれるので便秘の解消や大腸がんの予防に効果があります。

トウモロコシのコンパニオンプランツは枝豆です。

マメ科の根は土を肥沃にする働きがあるため、トウモロコシの生育促進に効果があるといわれています。

オクラ&バジル

オクラはアフリカ原産の暑さに強い野菜です。

丈夫で土壌の乾燥や多湿に強く栽培が簡単で初心者向けです。 

オクラには、βカロチン(ビタミンA)、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄分、食物繊維が豊富に含まれています。

ぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維で、ペクチンは整腸作用を促し、コレストロールを排出する作用や便秘を防ぎ、大腸ガンを予防する効果があるといわれています。

また、βカロテンがレタスのおよそ3倍以上も含まれていて、抗発ガン作用や免疫賦活作用があります。

髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

オクラのコンパニオンプランツはバジルです。

まとめ

今回はプランター菜園で7月に苗植えできる野菜の中から、栄養素が高く、栽培も簡単な野菜と、そのコンパニオンプランツを紹介しました。

コマツナ(小松菜)&リーフレタス

アサツキ(浅葱)&ゴーヤ

スティックセニョール&マリーゴールド

フダンソウ(不断草)&マリーゴールド

トウモロコシ&エダマメ

オクラ&バジル

それぞれ栄養素も多く、健康効果の高い野菜です。

野菜のプランター栽培は、初心者でも十分に楽しめます。

特にここで取り上げた野菜は初心者向けのものばかりです。

家庭菜園の経験は災害時に必ず役立ちます。

非常時に自給自足できるようにプランター菜園から始めてみませんか?

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

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災害備えんジャー

「さいがいそなえんじゃー」です。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに非常時の備えについて深く考えるようになりました。

万が一、非常時になってしまっても慌てず、安心して行動できるように一緒に準備していきましょう。

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