災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるっているので、外出自粛期間中は自宅で動画配信サービスを使って映画を楽しんでいた人も多かったと思います。
海外でもアマゾンプライムビデオやネットフリックスなどでサバイバル映画を楽しんでいたプレッパーも多かったようですよ。
海外プレッパーが好んで観ていたサバイバル映画ってどんなのか気になりませんか?
そこで今回は海外プレッパーがおすすめするサバイバル映画を6つ紹介したいと思います。
海外プレッパーがおすすめするサバイバル映画
インポッシブル
2004年12月26日に起きたスマトラ島沖地震で被災した家族の実話を基に描いた映画です。
イギリス人夫婦は、3人の息子たちとともにタイのリゾート地を訪れ、休暇を楽しんでいました。
ところがクリスマスの翌日、スマトラ島沖地震が発生、一家は大津波にのまれて離ればなれとなってしまいます。
果たして彼らは再び再会できるのでしょうか。
津波のシーンはとてもリアルで迫力があり、その怖さを実感できます。
東日本大震災を思い出す人も多いことでしょう。
あのような大津波がすぐにまた起こるとは想像できない人もいるかと思います。
しかし、次の南海トラフ巨大地震はいつ起きてもおかしくない時期に来ています。
予測されている地震の規模は東日本大震災のM9.0に匹敵するといわれています。
そして、大地震にともない大津波が各地を襲うことも予測されています。
「インポッシブル」はその大津波の恐ろしさと、命の尊さ、家族の大切さを教えてくれます。
ザ・ロード
天変地異が世界を襲い、ほとんどの生き物が息絶え、文明が崩壊した世界は、空を厚い雲が覆い、寒冷化が進み、食料もわずかしかありません。
生き残った人たちの中には、人間を襲って人肉を食べる集団もいます。
そんな絶望的な世の中を懸命に生きて、ひたすら南を目指して歩く親子がいました。
人間の理性が失われた世界でも、父親は息子に人間として正しく生きることを教えます。
この親子は目指すところまで無事に辿りつけるのでしょうか。
海外プレッパーが考えている世紀末の世界はこの映画のような世界なのでしょう。
彼らは人間も襲ってくることを想定してサバイバル術を備えていますので、それに習いサバイバル術を身につけておくといざというときに役立つことでしょう。
理性を失った人間ほど怖いものはないと思わされる映画です。
新型コロナウイルスで世界が混乱している世の中で、醜い争い事も起きていますが、こういう困難なときにこそ、人間らしい思いやりや愛情、助け合いが必要だと感じさせられる作品です。
テイク・シェルター
田舎町の工事現場で働くカーティスは、妻と娘と慎ましくも幸せな生活を送っていたが、ある日を境に生活が一変してしまいます。
巨大竜巻、黄色い雨、見たこともないような奇怪な雨雲、空を覆う黒鳥の大群など、大災害の悪夢にカーティスは悩まされるようになります。
彼はその恐怖に取り憑かれてしまい、近いうちに必ず地球規模の天災が発生すると信じて、家の近くに深く穴を掘り、避難用シェルター作り始めます。
しかし、家族や友人は彼の行動に全く理解を示しませんでした。
果たして、カーティスの常軌を逸した言動は妄想なのか?現実なのか?
つい先日、CNNニュースが、「ハリケーンや台風、サイクロンが世界的にこれからより大型で強いものになってくる」という専門家の調査結果を報じました。
昨年日本列島を襲った大型の台風と同じ強さのものが、これから毎年のようにやってくる世の中になるとしたら、わたしたちはどのように対処していけば良いのでしょうか。
彼のように大災害に備えて、食料や物資の備蓄といった非常時の備えを怠らないようにしている人もいるでしょう。
しかし、多くの人はまだ他人事だと感じ、のんびりしているのではないでしょうか。
地震、津波、豪雨、台風などの災害から家族を守るためにどのような備えが必要なのかを教えてくれる作品です。
Dirty War
テロリストが核燃料を密輸し、爆弾を作り、ロンドンの地下鉄の入り口でそれらを爆発させます。
テロが起こり、 平穏だった街は一変してしまいます。
逃げ惑う人たちの緊迫感もあり、恐ろしく現実的な描写なので、実際に起こっているドキュメンタリー映画のように感じます。
「Dirty War」は2005年7月7日のロンドン地下鉄爆破事件のほんの数か月前にリリースされた映画です。
まさか現実に爆破テロが起こるとは誰も思ってもいなかったことでしょう。
テロがどれほど現実的に起こる可能性があるものなのか、そしてどれほど酷いものであるのかこの映画から想像できると思います。
ある専門家は核兵器が実際に使用される可能性が非常に高くなっていることを報じています。
そして、テロリストの西側諸国への最後の攻撃が核兵器だとも報じられています。
いまや世界中の何処で爆破テロが起こるか分かりません。
攻撃目標が日本に向けられる可能性もありえます。
来年予定されている東京オリンピックの祭典の場が狙われることがないように、注意深く備えておきたくなる作品です。
アメリカン・ブラックアウト
サイバーアタックに合うアメリカを舞台にしたドラマです。
当たり前のようにある電力、そのライフラインが突然止まってしまったとき、停電の中で人はどのような精神状態に陥り、どのようにふるまうのか、その様子が描かれています。
「アメリカン・ブラックアウト」は、わたしたちが日々の生活の中でどれほど電力に頼っているかを教えてくれます。
大停電の時、逃げ場のない密閉した空間にいたら、あなたはどうしますか?
すぐに電力が復旧しない場合、そこは地獄のような空間に変わってしまいます。
東日本大震災を経験した人たちは停電への備えが大切なことを身をもって学んでいます。
大地震はいつ起きてもおかしくありません。
電力がストップしても慌てず対処できるように備えておく必要があることも、この映画は教えてくれます。
THE FLU 運命の36時間
韓国のある街に致死率と感染力の高いウイルスが蔓延し、住民たちは感染の恐怖に慄きます。
不幸なことに、医療チームや政府の対応が後手に回り、短時間のうちに街全体にウイルスが蔓延してしまいます。
ウイルスの怖さに気づいた政治家たちが態度を一変させる様は、身近に危険が迫らないと危機感を抱かない人間の愚かな部分をよく描写しています。
飛沫感染により急速にウイルスが街中に広がる様子や、咳の症状から一気に血を吐いてバタバタと倒れる感染者の姿は、現在世界中でパンデミックを起こしている新型コロナウイルスと重なるところがあります。
また、感染拡大を喰い止めるため住人をまとめて隔離した結果、隔離キャンプ内でウイルスが蔓延していく様子は、日本のクルーズ船の状況を思い出させるものです。
愛する人を亡くす様子は胸を引き裂かれる思いがします。
まるで新型コロナウイルスを予見したかのような映画で必見です。
まとめ
今回は海外プレッパーがおすすめする映画の中から6つの作品を紹介しました。
「インポッシブル」を視聴する
「ザ・ロード」を視聴する
「テイク・シェルター」を視聴する
「Dirty War」を視聴する
「アメリカン・ブラックアウト」を視聴する
「THE FLU 運命の36時間」を視聴する
大地震、大津波、天変地異、爆破テロ、核兵器、停電、新種ウイルスの蔓延と、それぞれ身近に起きる可能性のあるテーマです。
海外プレッパーはこれらのテーマを決して他人事とは考えず、いつでも対応できるように準備しています。
テーマが現実に起こる前に、これらの映画を観てしっかり予習しておくと良いですね。
パンデミックな世界を描いた映画についてはこちらの記事にまとめています。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
コメント