最近は地震や台風被害がひどいから、より詳しく防災について知りたい。
東京都内で、親子で防災を楽しく学べる施設はないかな?
こんな悩みを解決します。
こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
近年、日本の各地で災害が多発しており、改めて防災について学びたい人は多いと思います。
特に首都圏は首都直下地震の恐れもあるので、都内に住んでいる人は早めに家族で備えておきたいですね。
しかし、「防災学習は難しそう」「防災体験施設って怖そう」などと、なかなか一歩踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
わたしは東日本大震災の被災地ボランティアに何度も参加して、防災体験施設について研究したこともあるので、楽しく防災を学ぶポイントを理解しています。
この記事では東京都内で楽しく防災を学べる施設について紹介します。
この記事を読めば、災害の怖さや防災の大事さを体感できる施設に親子で出かけて、防災について楽しく学べるようになりますよ。
東京で防災を楽しく学べる施設5選
防災を学ぶには、実際の被害に近い振動や衝撃、緊張感などをできるだけリアルに体験することが重要です。
身をもって体験したことはしっかりと記憶に残り、自ら学ぶ意欲につながるからです。
今回は、小さな子供でも楽しく安全に防災体験ができる施設を5つ選びました。
そなエリア東京
首都直下地震等の大規模な災害発生時に「緊急災害現地対策本部」が置かれる、日本で唯一の国営防災公園である東京臨海広域防災公園内の防災体験学習施設です。
地震発生後の、支援が少ない時間(72時間)を生き抜く知恵を学ぶ防災体験学習ツアー「東京直下72hTOUR」を中心に、防災について学べます。
地震発生時をスタートとした時系列に沿って体験エリアを歩きながら、タブレット端末を使って防災クイズやAR体験に取り組むことで、生きた防災知識を身につけられます。
首都直下地震を想定した体験プログラムになっているので、東京都心に住んでいる家族におすすめです。
東京消防庁 池袋防災館
池袋駅から徒歩5分とアクセスが良く、親子で学べる防災体験施設です。
インストラクターが案内してくれる防災体験ツアーが中心で、毎週金曜日には、夜間の発災を想定したナイトツアーも行われています。
地震体験は3歳以上からできますが、消火体験は小学3年生以上、救急体験は小学4年生以上と、体験項目によって年齢制限があり、安全に配慮されています。
AEDの操作体験もできるので、応急手当の練習にも役立ちますよ。
東京消防庁 立川防災館
体験コーナーが充実しており、親子で楽しみながら防災体験ができる施設です。
地震体験・応急救護体験・消火体験などのメニューから好みの体験を4つまで選び、インストラクターにツアー形式で案内してもらえます。
自由に遊べる「こども防災体験広場」があり、消防士の格好で写真を撮れるなど、小さな子供とも楽しめます。
東京消防庁 本所防災館
1階から4階までの各階に設置された多彩な展示や体験コーナーで、楽しくしっかりと防災を学べる施設です。
中でも、都市型水害・暴風雨体験コーナーは本施設オリジナルで、近年多発する豪雨や台風被害への備えに役立ちます。
音響システムやVR技術を備えた防災シアターがあり、リアルな地震・火災・風水害を疑似体験することもできます。
東京都北区防災センター(地震の科学館)
展示物の見学や体験を通じて、防災に関する知識を身につけられる施設です。
地震体験や煙体験、初期消火訓練(対象:小学3年生以上)といった防災体験を受けられ、東京都内の小学校に通う児童を対象に、親子防災体験も実施しています。
隣にある滝野川公園は水遊びやアスレチック遊びができる家族連れに人気のスポットなので、親子で1日楽しめそうなエリアです。
まとめ
今回は、被災地ボランティア経験者のわたしが東京都内で楽しく防災を学べる施設を5つ選んで紹介しました。
どの施設も入館無料で充実した防災体験ができますよ。
大人はもちろんのこと、小さな子供も楽しめるように工夫されているので、家族連れには嬉しいですね。
コロナ禍の影響で、営業時間や定休日などが変わっていることもあるので、事前に各施設の公式サイトで最新情報を確認しておくと良いですよ。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
コメント