最近は地震や台風被害がひどいから、より詳しく防災について知りたい。
関西で、防災を楽しく学べる施設はないかな?
こんな悩みを解決します。
こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
近年、日本の各地で災害が多発しており、改めて防災について学びたい人は多いと思います。
四国の南の深海を震源とする南海トラフ巨大地震も今後30年以内に70%~80%の確率で発生するといわれており、日頃からの備えは必要不可欠ですね。
しかし、
「防災といっても、何から始めれば良いか分からない」
「災害の怖さをどうやって子供に伝えれば良いか分からない」
などと、つい先延ばしにしてしまう人もいるのではないでしょうか。
わたしは東日本大震災の被災地ボランティアに何度も参加しており、防災体験施設について研究したこともあるので、楽しく防災を学ぶポイントを理解しています。
この記事では、関西で楽しく防災を学べる施設について紹介します。
この記事を読めば、災害の怖さや防災の大事さを体感できる施設に家族そろって出かけて、防災について楽しく学べるようになりますよ。
関西で防災を楽しく学べる施設5選
防災を学ぶには、実際の被害に近い振動や衝撃、緊張感などを、できるだけリアルに体験することが重要です。
身をもって体験したことはしっかりと記憶に残り、自ら学ぶ意欲につながるからです。
今回は、小さな子供と一緒に家族みんなで楽しく安全に防災体験ができる施設を選びました。
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市に設立された、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に伝え、これからの防災について学ぶための施設です。
2階から4階までのフロアごとにテーマに沿った展示や体験設備があり、回覧していくことで、阪神・淡路大震災の追体験や未来への備えの気づきを得られます。
大阪市立阿倍野防災センター あべのタスカル
大阪・天王寺の中心部にあり、ショッピングの行き帰りにも立ち寄りやすい防災体験学習施設です。
地震を中心に、大阪市の地域特性に応じた災害危険性を学ぶとともに、火災・津波・余震などの体験ができます。
子供向けに「キッズしょうぼうパーク」というコーナーもあり、親子で楽しみながら防災を学べます。
京都市市民防災センター
地震体験や応急手当体験をはじめとした様々な体験プログラムの中から希望のプログラムを組み合わせ、半日から1日の「市民防災体験」を受けられる防災学習施設です。
消防士に変身しての写真撮影や、消防ヘリの操縦体験ができるコーナーもあるため、子供も楽しみながら防災意識を育めます。
東大阪市消防局 防災学習センター
これから発生すると予測される南海トラフ巨大地震などの各種災害への備えのために作られた防災体験学習施設です。
二次災害防止体験や初期消火体験、応急処置体験など、実用的な防災が学べます。
また、子供用の消防士の制服やミニ消防車・救急車、消防車型トランポリンなどの未就学児向けの遊具も用意されているので、親子で楽しめます。
尼崎市防災センター
尼崎市の災害を知る展示と、さまざまな防災体験コーナーが備わった防災学習施設です。
震度7の地震体験や119番通報体験、消火体験を通じて、大人も子供も楽しみながら災害への備えを学べます。
消防署と併設されており、災害時には消防活動や災害情報通信などの拠点になります。
まとめ
今回は、被災地ボランティア経験者のわたしが関西で楽しく防災を学べる施設を5カ所選んで紹介しました。
関西には、阪神・淡路大震災の教訓を後世に伝える工夫をしている施設が多いので、この機会に過去の身近な被害について学んでみることをおすすめします。
コロナ禍の影響で、営業時間や定休日などが変わっていることもあるので、事前に各施設の公式サイトで最新情報を確認しておくと良いですよ。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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