こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
地震や台風などの災害が起こった時に、直面する可能性が高い問題が「停電」です。
非常時の停電に備えて、防災用発電機を準備しておきたいと考える人は多いでしょう。
この記事では非常時に役立つおすすめの防災用発電機を紹介します。
発電機は、燃料の種類によって、使用環境や発電量が大きく異なります。
今回は防災用発電機ということで安全性の高いものを中心に、様々な燃料タイプのものを選びました。
自宅や周辺の環境と、非常時に欲しい電力量のバランスを考えながら、自分に合った防災用発電機を探す参考にしてもらえると嬉しいです。
非常時に役立つ防災用発電機5選
Jackery ポータブル電源 700
持ち運び可能な多用途の蓄電池で、単体では発電能力を持ちませんが、外部電源に接続することで電気を貯めておけます。
平時から家庭内のコンセントで充電しておけば停電時に使うことができ、充電が切れたら車のシガーソケットや別売りのソーラーパネルなどからも充電できます。
発電機は室内では使えないことが多いため、屋外の発電機から充電した電気を室内に運んで使いたいときに便利です。
700Wh(理論値上、700Wの消費電力の機械を1時間動かせる)と大容量で、非常時に向けて備えておくと安心感がありますよ。
燃料 | 無し |
最大出力(W) | 500W |
サイズ | 29.97×19.29×19.15cm |
質量 | 6.3kg |
充電方法 | コンセント充電 シガーソケット充電 ソーラーパネル充電(※別途ソーラーパネルの購入が必要) ジェネレーター充電(※別途ジェネレーターの購入が必要) |
ヤマハ インバータ発電機 EF900iSGB2
劣化が少なく長期保管が可能なカセットボンベを燃料とし、簡単操作で発電できます。
安全に保管しやすい燃料でパワフルに発電できる点が、非常時の備えとして適しています。
使用するカセットボンベがメーカー指定である点と、発電中に排気ガスが出るため室内では使用できない点に注意が必要です。
安全面にこだわりながら、非常用の大容量電源を確保しておきたい人におすすめです。
燃料 | ブタンガス(イワタニカセットガス) |
最大出力(W) | 900W (※力率を1とした場合) |
発電時間 | イワタニカセットガス2缶(500g) で約1時間 |
サイズ | 40×33×39cm |
質量 | 22kg |
工進 インバーター発電機 GV-16i(-AAA-1)
自動車用無鉛ガソリンを燃料とし、長時間の電力供給が可能なため野外作業でよく使われるタイプの発電機です。
パワフルに発電しますが、騒音値は一般的な会話と同程度の59~65dbと静かなので、何かと周囲を気にしなければならない非常時にも使いやすいです。
最大出力は1600Wと、複数の電化製品の同時使用にも十分に耐えられます。
発電時に排気ガスが出るため屋外の安全な環境でしか使用できず、慎重なメンテナンスが必要です。
燃料を安全に保管できる環境と、発電時に置いておける安全なスペースを確保できる人におすすめです。
燃料 | 自動車用無鉛ガソリン |
最大出力(W) | 1600W |
発電時間 | 9.2時間 (1/4負荷・エコモード使用~定格負荷時) |
サイズ | 49.8×29.3×46.7 cm |
質量 | 22kg |
Aiper ソーラーチャージャー SP160
燃料要らずでエコなエネルギーである太陽光を利用して発電できるソーラーパネルです。
折り畳んで持ち運びが可能で、収納にも便利です。
DC出力とUSB出力用のポートが付いており、ノートパソコンやスマホの充電が可能です。
別売りのポータブル電源に充電すれば、様々な電化製品も使えるようになりますよ。
出力量が異なる100Wと60Wの商品もあるので、予算に応じて1台持っておくことをおすすめします。
燃料 | 太陽光 |
最大出力(W) | 160W |
サイズ | 55×44.2×5.5㎝ (折り畳み時) 176.8×55×0.5㎝ (展開時) |
質量 | 約5.1kg |
K-TOR ポータブル発電機 パワーボックス
人力発電機の特長はなんといっても、燃料が要らず、悪天候や時間帯にも左右されずに発電が可能な点です。
他の発電方式と比べると発電量は劣りますが、非常時に最低限必要なモバイル機器の充電には有用です。
一般的な壁のコンセントと同じ形状のプラグが付いているので、ACアダプタを使用する機器に直接給電できます。
平時から使うようにすれば、運動不足解消にもなりますよ。
燃料 | 人力(ペダル式) |
最大出力(W) | 20W (ペダル回転:毎秒1.5回転以上) |
サイズ | 30.5×14×8.9cm (収納時) |
質量 | 約2.3kg |
まとめ
今回は、非常時に役立つ防災用発電機を5つ選んで紹介しました。
ガソリンやカセットボンベを燃料とする発電機は、燃料の備蓄や丁寧なメンテナンスが必要ですが、パワフルに発電が可能です。
一方、太陽光や人力による発電機は、発電量は多くありませんが、燃料を保管するコストが要らずエコです。
それぞれのメリットとデメリットを考慮して、あなたの環境と目的に合った防災用発電機を選んでくださいね。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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