防災は難しいイメージがあるけど、楽しく学べる本とかあるのかな?
できれば、被災地ボランティア経験者のオススメを知りたいな。
こんな悩みを解決します。
こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
近年、地震や台風などによる被害が日本各地で多発しています。
これに危機感を持って、改めて防災について詳しく知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、防災に関する本はとても種類が多くて選ぶのが難しいですよね。
専門的な防災ノウハウを詳しく学べる本もたくさんありますが、まずは気軽に楽しく防災に触れられる本から始めるのがおすすめです。
わたしは2011年の東日本大震災を宮城県の中心部で経験し、被災地ボランティアにも何度も足を運んでいるので、防災本を選ぶポイントを理解しています。
この記事では、防災を楽しく学べる本について紹介します。
この記事を読めば、防災初心者や子供でも楽しく防災を学べますよ。
防災を楽しく学べる本5選
被災地ボランティアとして何度も被災地に足を運んだことのあるわたしが、子供から大人まで、防災初心者でも防災について楽しく学べる本を5冊選びました。
では1冊ずつ解説していきます。
“今”からできる!日常防災
災害に遭うとどんなことが起きるのか?
具体的にどんな備えをすれば良いのか?
といったことが、図解やイラストとともに解説された読みやすい本です。
ボーイスカウト日本連盟の監修で被災時に使える応急処置の方法など実用的な防災ノウハウを学べます。
被災時の対処マニュアルとしても、日頃の備えとしても、すぐに手が届く所に置いておきたい1冊です。
地震イツモノート :阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
阪神・淡路大震災を経験した167人の体験談や意見を元に作られた防災マニュアル本です。
被災経験者のリアルな声がゆるいタッチのイラストで描かれていてリラックスして読めますよ。
表紙に「キモチの防災マニュアル」と書いてあるように、災害を自分ごととして受け止めて、キモチの備えをするのにピッタリな本です。
被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40
宮城県で東日本大震災を経験したママ・イラストレーターによる、イラスト中心の防災アドバイス本です。
被災時の実感がこもったリアルなアドバイスがたくさん詰まっていますが、ほのぼのとしたイラストで紹介されており、楽しく読み進められます。
気軽に防災を学べるため、子育てママだけでなく「やらなくてはと思いつつ、何から手をつけていいのかわからない」という防災初心者におすすめの1冊です。
4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック
母であり防災士でもあるイラストレーターによる、防災情報の4コママンガです。
「落下物から頭を守るコツ」や「非常時に連絡を取り合うコツ」など、非常時に役に立つ知恵が分かりやすくまとめられています。
とても読みやすい4コママンガなので、日頃から家族みんなで読んでおきたい1冊です。
はしれ、上へ!つなみてんでんこ
岩手県釜石市の小中学生が東日本大震災による大津波から逃げ延びた「釜石の奇跡」と言われる実話を元にした絵本です。
タイトルになっている「つなみてんでんこ」は昔から釜石に伝わる言葉で、「津波が来たら、一刻も早く、てんでんばらばらに高台へ逃げろ」という意味です。
この教えによって自分の身を守った子供たちの実話が防災教育に役立つとして、この絵本は防災教育に多く活用されています。
「災害から命を守る」という最も大切な防災意識を育てるために、大人にもおすすめしたい1冊です。
まとめ
今回は、被災地ボランティア経験者のわたしが防災について楽しく学べる本を5冊選んで紹介しました。
“今”からできる!日常防災
地震イツモノート :阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル
被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40
4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック
はしれ、上へ!つなみてんでんこ
どれも気軽に手にとれる、楽しくて読みやすい本なので、ぜひ家族みんなで読んでみてください。
1回読んで終わりにするのではなく、定期的に読み返すことで防災を習慣化できて良いですよ。
日頃から防災意識を共有しておくことが、非常時に家族の命を守ることにつながります。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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