こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
2020年3月12日、WHO(世界保健期間)は「新型コロナウイルスはパンデミックといえる」と発表しました。
日本政府は全国の小中高に対して臨時休校を要請したり、イベントの自粛要請をしたりと拡大防止に取り組んでいますが、新型コロナウイルスの感染者数は日々増え続けています。
もしこのまま感染拡大が収束されなければ、感染者数の増加が止まらない東京はもちろん、日本各地の大都市はロックダウンされるかもしれません。
パンデミックの世界で何が起こるのか?
ロックダウンされた都市で何が起こるのか?
考えるのが面倒な人は感染症を題材にした映画を観れば、その答えがわかります。
わたしも頭で考えるよりも目にしたほうが確かだと思うので、週末に外出する予定が外出自粛要請でなくなった代わりに、感染症を題材にした映画を家で3本観てみました。
感染症自体はもちろん怖いですが、感染症が広がる世界に生きる人間も怖いですよ。
今回は観た映画3本について紹介しようと思います。
パンデミック映画を観れば世界で何が起こるかわかる3選
コンテイジョン
暗闇の中、激しく咳き込んでいる音から映画は始まります。
まるでウイルスに感染した人の最初の症状は咳だと言っているようです。
咳き込む症状から始まり、倒れ、痙攣して、あっという間に亡くなっていく人が次々と映し出されます。
この映画に出てくるウイルスは致死率が高く、感染してすぐ発症して亡くなるまでがほんとにあっという間でやばいです。
主役級の俳優がたくさん出演していますが、この映画の主役はその誰でもなく、「コンテイジョン(感染)」です。
今の世界でもすでに起こっていることや、これから起こっても不思議ではない出来事がどんどん起こります。
- 小学校の閉鎖
- 州封鎖(ロックダウン)
- ロックダウンから脱出を試みる
- 人気ブロガーによる特効薬のデマ
- そのデマから薬局が襲われて薬の奪い合い
- 亡くなった人の遺体は感染リスクから引き取ることを許されず、決まった場所に埋められる
- 遺体を埋める場所が足りなくなってくる
- 医療関係者も感染して亡くなる
- スーパーの食料は奪い合いにより棚は空っぽになり、食料は配給制になる
- ワクチンができても、誰が最初に使うのかが議論になり、誕生日で優先順位を抽選
- そんな抽選待てるか!という人は、ワクチン開発に関わった先生を誘拐して優先的にワクチンを手に入れられるように医療機関と内密に取り引き
そして終盤、人々にワクチンが行き渡り、平和な世界が戻ってよかったと思えるシーンの後、最後の最後に、ウイルスの感染源が明らかになります。
ええぇぇぇーーーー!
と驚くラストシーンです。
もしかしたら新型コロナウイルスもこんな感じなのかも?
正直ぞっとしました。
衝撃のラスト、ぜひあなたの目で確かめてみてください。
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感染列島
高熱に痙攣、吐血の急患が1人病院に運ばれてきます。
様々なワクチンを投与しますが、いずれも効果がなく亡くなってしまいます。
その後も同じ症状の患者が次々と病院に運ばれてきます。
同じころ、ある養鶏場で新型の鳥インフルエンザによって大量の鶏が死んでしまう出来事が起こります。
病院で亡くなった患者はこの鳥インフルエンザが原因かも?
ということで、病院の医者や看護師全員がタミフルを服用して患者の治療に当たりますが、医者の防御が不十分で患者から感染してしまいます。
まもなくその医者は亡くなり、そこから院内感染の始まりです。
さらに外からの患者もどんどん増え、原因も未だわからず、治療に追われて心身ともに疲弊していく医者と看護師・・・
生存率の高い患者を優先して治療にあたる現場は、まさに新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないヨーロッパの病院とそっくりです。
医療崩壊の現場のほか、近いうちに日本で起こりうる出来事が映画の中で起きていきます。
- 非常事態宣言
- 地区封鎖
- 食料配給
- 風評被害
WHO職員である日本人女性スタッフはウイルス対策の最初のミーティングでこう言います。
「ウイルス感染を止めるには次の4点を明らかにする必要があります。」
- ウイルスの正体
- 感染症が引き起こす症状
- 感染経路の究明
- 治療法
ウイルスの正体がわかる流れ、感染経路の究明のために医師がとった行動は、現実世界でありうるの?
と少し疑問に感じましたが、ラストまでに4点とも明らかになって日本はウイルスの脅威から救われます。
映画とはいえ、たった1人の感染源からウイルスは日本中に広まって感染者を増やす原因となることを知ると、新型コロナウイルスに対しても、個人個人がどうすれば感染を拡大させないかをもう少し真剣に考えるべきなんではないかと思いました。
日本国内で感染症が広がったらどうなるのか?
あなたがその場にいたとしたら・・・という気持ちでぜひ観てみてください。
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フェーズ6
治療不能、致死率100%のウイルスが蔓延している世界の生存者はわずか。
感染を逃れた兄弟2人とその連れ2人の4人は、兄弟の思い出の地に車で向かっています。
途中、その車が壊れて他の車が必要となったとき、ウイルスに感染した親子の車と出会い、その親子の車をもらう代わりに親子をワクチンのある医療センターまで連れていくことに。
そこから平和だった4人の旅はガラっと変わっていきます。
- 連れが感染したら、家族が感染したら、人はどんな行動をとるのか?
- 感染した人と一緒にいると、人はどんな行動をとるのか?
- 車がガス欠になりそうになったとき、向かいから別の車がやってきたら、人はどんな行動をとるのか?
登場人物が生きるためにとった選択を、実際に自分が体験するとしたら同様にできるのかな?
と考えさせられた映画でした。
評価が二分される作品かと思いますが、個人的に観てよかったと思います。
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まとめ
感染症が拡大した世界で起こることを少しでも知っているかどうかで、実際にそうなってしまった世界であなたやあなたの家族が生き残れるかどうか、本当に変わってきます。
わたしが観た3本の映画はどれも大げさに表現しているとは思いませんでした。
むしろ、最悪な状況とはまさにこんな世界なんだと教えてくれた気がします。
新型コロナウイルスは映画にでてくる致死率の高いウイルスでは今のところないですが、これから変種してそうなってしまうかもしれません。
今回紹介した映画を観るだけでも、新型コロナウイルスに対する意識が変わってくると思います。
「コンテイジョン」「感染列島」「フェーズ6」は全て Amazonプライムビデオの無料トライアルで鑑賞できるのでぜひ。
もうすぐそこまで非常時はやってきているのかもしれませんよ。
そんな非常時に焦らず対応できるよう、あなたと大事な家族を守れるよう、わたしと一緒に今から準備しておきませんか?
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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