海外プレッパーが考える冬の停電時に家を暖かくする方法とは

停電

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

冬の停電で普段使っている暖房器具が使えなくなり、困ったことはありませんか?

電化製品は便利ですが、わたしたちは停電のリスクと隣り合わせで生活しています。

海外プレッパーは普段から冬の停電にも備えているので、そこからわたしたちが学べることが多くあります。

そこで今回は海外プレッパーが考える冬の停電時に家を暖かくする方法を紹介します。

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海外プレッパーが考える冬の停電時に家を暖かくする方法

冬の停電時に寒さで凍えないために、電気に頼らなくて使える代替的な暖房器具や燃料を家に備えておきましょう。

ここでは冬の停電対策として海外プレッパーが考えている家を暖かくする方法を7つピックアップしてみました。

石油ストーブ

燃料は灯油の日本でもおなじみのストーブです。

パワフルに部屋を暖めてくれるので、特に寒い地域の人には根強い人気を誇っています。

灯油の使用期限は約5年間ですが、残燃料添加劣化防止剤の使用によってより長持ちさせることもできるため、保存性が高いです。

灯油の燃焼時に一酸化炭素や有害な気体が発生するため、煙の排出が少ないモデルを選ぶ・使用時には換気を徹底するなど、十分に注意しましょう。

プロパンガス(LPガス)ストーブ

都市ガスと比べて災害に強く、備蓄ができるプロパンガスを使うストーブです。

プロパンガスストーブも日本でも昔からよく使われています。

ガスコードでガス栓と繋いで、プロパンガスを補給します。

プロパンは使用期限が明確に定められておらず、備蓄に適した燃料です。

石油ストーブと同じく一酸化炭素中毒のリスクがあるため、長時間の使用を避ける・十分な換気をするなどの注意が必要です。

薪ストーブ

薪を燃やした熱で室内を温める、昔ながらのストーブです。

調理機器としても使えるため、非常時の利便性が高く、海外プレッパーにも人気です。

よく乾いた薪と、マッチ・ライター・着火剤などの発火道具を併せて備蓄しておく必要があります。

安全に使うため、煙突は定期的に掃除しなければなりません。

木質ペレットを使うモデルもありますが、非常時は木質ペレットが手に入らないことが想定されるため、一般的な薪が使えるモデルを選んだ方が良いでしょう。

ガス触媒ヒーター

天然ガスやプロパンガスを触媒反応で発熱させることで、熱を部屋に放射する新しい方式のヒーターです。

無炎・無煙のため安全性が高く、熱効率も良いです。

電気やガスの備蓄をほとんど必要としない点も大きなメリットです。

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バイオエタノール暖炉

バイオエタノール暖炉は、バイオエタノール(サトウキビやトウモロコシなどから作られる再生可能燃料)を燃焼させることで部屋を暖めます。

薪暖炉に比べると熱効率は劣りますが、煙や有害物質が発生しないため安全性に優れており、環境にも優しいです。

暖炉のような外観でありながら、煙突を必要としないためマンションにも設置でき、インテリアとしても人気です。

テラコッタ鉢ヒーター

2つのテラコッタ(素焼陶器)植木鉢で簡易的なヒーターを作ることができます。

部屋全体を暖めることはできませんが、スポット的に暖を取ることが簡単にできるようになります。

使い方
  1. 折りたたみコンロをセットする
  2. 小さいテラコッタ鉢をコンロの上に逆さまに置く
  3. 不燃性の物(アルミホイルなど)で鉢の穴を塞ぎ、熱が逃げるのを防ぐ
  4. その上に大きいテラコッタ鉢を逆さまにかぶせて置く
  5. コンロに点火する

停電に備えて、暖房器具を手作りする方法も覚えておくと良いですね。

パッシブソーラー熱(太陽光)

最も原始的で、枯渇しない熱源である太陽光も上手に利用できます。

部屋を暖める手段として太陽光を利用するには、「サーマルマス(蓄熱体)」の活用が有効です。

サーマルマスは、コンクリート、レンガ、タイル、岩などの高密度の材質のことです。

昼間、日光が差しているときに部屋の南側のカーテンを開け、これらの材質を置き、よく日光に当てます。

すると夜間、昼間に蓄えられた熱で部屋を暖めることができます。

日光が差さなくなったらカーテンを閉め、冷気を遮断することがポイントです。

まとめ

今回は海外プレッパーが考える冬の停電時に家を暖かくする方法を7つ紹介しました。

石油ストーブ

プロパンガス(LPガス)ストーブ

薪ストーブ

ガス触媒ヒーター

テラコッタ鉢ヒーター

パッシブソーラー熱(太陽光)

日本でも昔から使われている方法から最新の製品まで様々ですね。

あなたの家の環境や、ライフスタイルに合ったものを試してみてください。

炎と煙が出るものは、一酸化炭素中毒などのリスクがありますので、日頃のメンテナンスや使用時の換気に十分気をつけてくださいね。

また、家から熱を逃がさないことも大切です。

窓やドアの隙間を断熱材で塞ぐなど、冬の寒さに備えた対策も考えておくとよいですよ。

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

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災害備えんジャー

「さいがいそなえんじゃー」です。

2020年の新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに非常時の備えについて深く考えるようになりました。

万が一、非常時になってしまっても慌てず、安心して行動できるように一緒に準備していきましょう。

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