災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。
真冬に起こった大地震でライフラインが完全にストップし、電気やガスの暖房器具は使えず、灯油も手に入らない状況で、あなたはどうやって暖を取りますか?
ライターやマッチがあったとして、どのように火をつけて、その火をどのように長続きさせるのかわからないければ意味がありませんよね。
火は暖を取るだけでなく、温かい食事を作るのにも役立ちますし、煙を上げてSOSの合図にもなります。
そこで今回は災害時に火を確保する方法について紹介しようと思います。
火を熾すには
火を確保するには、火を熾してから絶やさないようにするのがとても重要です。
火の熾し方には次のような方法があります。
ファイヤースターターを使う
レンズを使う
レンズで日光を集めて燃えやすいものに当てて発火させます。
メガネやルーペなどレンズが手元になければ、懐中電灯の中にあるレンズ、ペットボトルなど透明な容器に水をいれたもの、ガラスの破片がレンズ代わりに使えます。
ただし天候が良く、日光が集めやすいときだけに使える方法です。
キリモミ式を行う
マッチ、ライター、レンズ、レンズの代わりになる物が全く手元にない場合の最終手段です。
木の棒の先端を木の板に当てて回転させて摩擦熱で発火させる方法ですが、体力もコツも必要で素人にはおすすめしません。
悪天候の中ならさらに難易度は上がります。
マッチ、ライター、ファイヤースターターのいずれかは避難用バッグに入れておくのが無難ですよ。
火を大きくするには
作った火種を火口で包み込んで、そこに空気を送んで維持します。
火口には乾燥したものが適しています。
火口に移った火を次の順番で移すことで火はさらに大きくなります。
- 火口(乾燥した燃えやすいもの)
- 焚きつけ(乾燥した、柔らかい、樹脂が多い小枝など)
- 細枝
- 大枝
慣れてくると、火を大きくする(育てる)過程が楽しくなりますよ。
火種を維持するには
マッチやライターがない状況で火を熾すのにはひと手間かかります。
天候が悪く、雨だったり、強風ならなおさら難しくなります。
だからこそ、作った火種は絶やさず、必要なときにすぐ使えるようにしておくことはとても重要です。
火種の保管はとても簡単で、燃えない容器(空き缶など)に乾燥した草を敷き詰めてそこに火種を入れておくだけです。
まとめ
今回は災害時の火を確保する方法について紹介しました。
マッチやライターは消耗品です。
避難生活が長引けば、いずれは使い切ってしまいます。
キリモミ式やレンズを使った火を熾す方法はデメリットが多いので、ファイヤースターターを1つ、避難用バッグに入れておくことをオススメします。
ファイヤースターターなら初心者でも簡単に火を熾せます。
作った火種は大事に保管して、すぐ使えるようにしておくと便利ですよ。
いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。
災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。
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