キャンピングのスキルを日本で磨く方法とは【防災ワークショップ経験者おすすめ】

サバイバルスキル

こんにちは。災害備えんジャー(@saigaisonae2020)です。

悩むおばさん(左)
 

災害時の避難生活に備えてキャンピングのスキルを身に付けておきたいけど、全くの初心者はどうやって学べば良いの?

こんな悩みを解決します。

近年、各地で災害が多発している日本。

あなたのように、災害に備えたキャンピングのスキルを磨く方法について悩んでいる人は多いと思います。

わたしも同じことで悩みましたが、様々な防災ワークショップに参加し、防災の有識者たちと関わる中で、ベストな方法にたどり着きました。

この記事では、海外プレッパーのやり方を参考に、日本にいながら災害に備えたキャンピングのスキルを磨く方法について解説します。

この記事を読めば、効率的かつ楽しくキャンピングのスキルを身に付ける方法が分かりますよ。

キャンピングのスキルを日本で磨く方法

海外プレッパーは普段から様々な道具を揃え、アウトドアサバイバルのスキルを磨いていますが、

最も大切なのは

実践すること

とにかく一度体験してみること

です。

本やインターネットから知識を得ることも必要ですが、それだけでは災害時に役立つスキルが身に付くとは言えません。

海外プレッパーは平時からの実践や訓練を重視していますが、日本では気軽に訓練できるような場所が限られていたりなど、さまざまな制約があります。

そこでおすすめしたいのが、民間団体が提供している体験サービスを利用することです。

最初から道具を揃えたりする手間をかけずに、気軽にキャンピングの実践が始められますよ。

今回は次の3つを紹介します。

では1つずつ解説していきます。

ブッシュクラフトを体験する

ブッシュクラフトとは、ブッシュ(森での)+クラフト(技能)という意味で、森や山などの自然環境の中で生活する技術のことを指します。

必要最低限の道具しか使わない点で、一般的なキャンピングより、海外プレッパーたちが身に付けているアウトドアサバイバル術に近いと言えます。

日本では、(社)危機管理リーダー教育協会が運営している

Japan Bushcraft  School

から講習を受けられます。

2日間程度のプログラムで、ロープワークやシェルター作り、焚き火や調理など、一通りのブッシュクラフト体験ができます。

講習は全国各地のキャンプ場などで開催されるため、最新の開催情報はホームページで確認してください。

対象者

より深刻な被災状況を想定し、本格的なサバイバルスキルを身に付けておきたい人

デメリット

講習は不定期開催のため、いつでも受けられるわけではない。

ロープワークのような技術は自分で復習しないと忘れてしまう

メリット

被災時に最低限の道具だけで生き残る実用的なスキルを体験できる

開催スケジュールをチェックする

手ぶらキャンプを体験する

テントや寝袋をはじめとしたキャンプ道具は、災害に備えて用意しておくに越したことはありません。

しかし、

キャンプ道具を揃えても、ちゃんと使えるか自信が無い

何から揃えれば良いか分からない

といった不安から、つい先延ばしにしてしまっている人もいるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、手ぶらで楽しめるキャンプ体験です。

アウトドア用品メーカーのSnow Peakでは、直営キャンプフィールドと提携キャンプ場で、「手ぶらCAMP」という体験プログラムを実施しています。

基本的なキャンプ用品は全てキャンプ場でレンタル可能で、使い方はスタッフがサポートしてくれます。

全くのキャンプ初心者でも安心してキャンピングを始められ、キャンプ用品を選ぶポイントも分かるようになりますよ。

スポンサーリンク
対象者

キャンプ用品を揃えたいと思っているが、なかなか始められない人

デメリット

キャンプ用品を持ち出せないような状況で被災した場合の備えとしては弱い

メリット

キャンプ場に空きがあれば、都合の良い時に体験できる。

キャンプ用品を買い揃え始めるきっかけになる

手ぶらCAMPを体験してみる

キャンピングカーをレンタルする

キャンピングカーはレジャーで利用するイメージが強いですが、近年は防災としてのキャンピングカー利用も注目を集めています。

キャンピングカーは災害時に避難するシェルターとして機能し、電源やトイレやシャワーなどの基本的なインフラが備わった、とても心強い存在です。

キャンピングカーの購入を少しでも検討している人には、キャンピングカーのレンタルサービスをおすすめします。

キャンピングカーでの生活を経験してみることで、災害時に必要な備えや、被災時の行動が見えてきます。

さらに、被災時にはどんな場所に駐車できるのかなどのシミュレーションもできますよ。

これらも立派なキャンピングスキルの1つです。

対象者

災害時に向けて、今後キャンピングカーを購入する可能性のある人

デメリット

キャンピングカーを所有するには場所やコストの負担が大きい。

キャンピングカー自体が被災するリスクがある

メリット

キャンピングカーが使える状況で被災した場合、安全で快適に避難生活を送ることができる

キャンピングカーをレンタルしてみる

まとめ

今回は、様々な防災ワークショップに参加したわたしの経験から、キャンピングのスキルを日本で磨く方法を3つ選んで紹介しました。

目的意識に合った方法を体験してみると、さらに本格的な備えを始めるモチベーションも上がりますよ。

最初はレジャー感覚で十分ですので、できるだけ家族と一緒に始めるようにしてください。

いつかやってくる非常時に慌てず落ち着いて行動できるように、わたしと一緒に今から準備していきましょう。

災害備えんジャー(@saigaisonae2020)でした。

スポンサーリンク

コメント